2009年7月23日木曜日

登山はたしなみませんが?


大雪山系トムラウシ山の集団遭難(低体温症)死亡事件が報道されています。
中高齢者の登山、トレッキングが流行だそうですが、安全・安心が担保される
事が条件と思います。   北海道は大自然が売り物で、食べ物が美味しく、
梅雨が無く、涼しい快適な土地です。
関西人との会話で感じる北海道は、まさしくこの儘なのです。
観光パンフレット、紹介ニュースツアーの案内では、快晴の素晴らしさばかり
謳っているように見えます。    
晴れがあれば曇りや雨、嵐があれば冷たく冷える日があります。
説明しても連日30度超えの本州人にどれ程伝わるか難しい問題です。
自然に立ち向かい、克服できる程人類は強くはないと思います。
ガイドが同行、しかも3名で15人のツアー客だから安心なのでしょうか?
10年程前も、真夏の羊蹄山山頂で、関西のご婦人が4名凍死してます。
7月8月にまさか寒さで命を落とすことなど考えられませんが、あるのです。
北海道では、日によって寒い日があります。
冷夏冷害は特別な事ではありません。2000m級の高山を登る場合は、
相当寒さ対策が必要なはずです。
捜索・救助の費用は誰が負担するのでしょうか?
車を運転する場合車両保険がある様に、趣味全般自己責任を担保し、
廻りに迷惑を掛けない条件整備が要るのではありませんか?
ツアーの団体行動、決められたスケジュールに沿った行動では、
よほどの事が無ければ引き返したり、中止は出来出来ません。
新型インフルエンザでキャンセルする様に、中止する勇気が必要です。
海の事故、川の事故、夏休みに多くなります。
少子高齢化時代少なくとも若者は死んで欲しくありません。
(トムラウシ山の盗作写真2枚)


2009年7月17日金曜日

クールビズ


昨日、あるセミナーに出ました。15人ほどのこじんまりしたせつめいかいでした。
開始してから30分経過した頃から、下半身足元が冷えてきました。
大阪時代の涼しい衣服に身を包み、クールビズでノーネクタイの為に
感じる寒さが身に凍みます。
旧浜益村送毛峠に”千本なら”なる巨木があり、寄り道して見物しました。
推定樹齢 800年、高さ 18m 幹廻り 4.8mの堂々たる樹でした。
会社の近所にも”昭和の森クリ”があり、晴れ間に改めて行ってみました。
こちらも 推定樹齢 800年 高さ18m 幹廻り4.5mの偉大な樹でした。
800年前と言うと(鎌倉時代)北条氏の時代に遡ります。
武士の時代、中世、近世、近代と生きてきた生命力に乾杯です。
私の人生残り僅かですが、あやかって雨にも、風にも、雪にも寒さにも
負けずに過ごしたいもんです。